普通話(北京語)と国語(台湾中国語)の違いに気を付けよう!

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本当に違い何てあるんかい?同じ漢字の羅列にしか見えへんと浅はかながら最初は思ってましたが、中国語を勉強していくと興味深いもので、普通話(北京語)と国語(台湾中国語)に違いがあることに気付いたのでシェアします。日本でも方言があるように中国でも方言がありますし、面積は約25倍、人口は約10倍もあるわけですから日本で言う方言とか言うレベルではない位、違いがある地方特有の中国語もあります。ベトナム語や韓国語も昔は漢字が使われてたので、ルーツは中国語にあります。日本語は言うまでもありませんね。
 
普通話(北京語)と国語(台湾中国語)の定義
普通話(北京語)は大陸を中心とする中華人民共和国で主に使われる表現なのに対し、国語(台湾中国語)は中華民国(台湾)で主に使われる表現という定義となっています。両国の歴史についてここでは割愛しますが、中華民国は元々大陸で発足した政府なので、国語(台湾中国語)は北京語がルーツです。
 
简体字と繁體字とは?
そもそも中国大陸と台湾では漢字の表記が違います。中国大陸やシンガポールでは1950年代に中華人民共和国で制定された、简体字と呼ばれる従来の漢字を簡略化した字体を採用しています。それに比べ、台湾では繁體字と呼ばれる古来からある字体を採用しています。台湾以外にも香港やマカオでもこちらの表記です。例えば「はい」と言う意味の「對(duì)」は台湾中国語ではこのように表記しますが、北京語では「」と表記します。仮に日本語で無理矢理表記したら「対」となります。因みに繁體字は「台湾」を「臺灣」と書きます。「はじめまして」と言う意味の「認識你很高興(rèn shi nǐ hěn gāo xìng)」は台湾ではこうですが、北京語では「认识你很高兴」となります。一見、繁體字の方が日本人から見て何となく馴染みがあるように思えますが、简体字だと「台湾」はそのままの表記ですし、繁體字でしかない表記もあるので一概にどちらが簡単かとは言えません。画数が少なくて書くのが簡単なのは間違いなく简体字ですが(笑)大陸に住んでいた頃は、简体字しか勉強してなかったので、カラオケボックスに行っても繁體字が読めないために台湾の曲が歌えず撃沈したなんてこともしばしば…(泣)因みに中国人は基本的に両方の字体を読めるらしいです。
 
微妙な表現の違い
简体字と繁體字があるように表現にも違いがあります。例えば「通して下さい」を北京語だと「让一下(ràng yī xià)」と言いますが、台湾中国語では「借過一下(jiè gùo yī xià)」と言います。他にも「トイレットペーパー」を北京語だと「手紙(shǒu zhǐ)」なのに対し、台湾中国語だと「衛生紙(wèi shēng zhǐ)」だったり微妙な表現の違いを上げたらキリがありません。あと、北京語だと「あの」と言う意味の「那个(nèi ge)」を会話で多用しますが、台湾中国語ではたまにしか耳にしません。ただ、あいさつなどに使う基本的な表現は相違ないのでどちらでも大体通じます。しかし、気を付けなければいけないのが店員を呼ぶとき。台湾では男性には「先生(xiān shēng)」、女性には「小姐(xiǎo jiě)」と呼びますが、大陸で「小姐」を単体で呼ぶと風俗などの接客業をしている女性を指すために、店員を呼ぶときは「服務員(fú wù yuán)」を使います。そのため大陸で「小姐」を使うのであれば「陳小姐」など名前とセットで使うのが適切です。余談ですが、香港では「服務員」と店員を呼ぶと苦い顔をされるため、広東語の「唔該(ンゴイ)」か「不好意思(bù hǎo yì si)」と呼ぶのが適切でしょう。そのため、呼称には気を付けることをおすすめします。また、大陸の友人からすると北京の男性の話し方は男らしく、台湾の男性の話し方は甘い感じがするようです(笑)更に、台湾語と言う広東語みたいな方言もあるらしく、台中より南の場所に行くとよく話されてるのだとか。
 
台湾中国語の発音は簡単?
発音の基本である四声も北京語の方が高低がはっきりしており、台湾中国語は高低さが少ないため、二音と三音の違いがわかりにくかったりします。あと、巻き舌が中国語では重要ですが、台湾中国語はそこまで舌を巻かなくても通じるので日本人からすると発音が簡単な気も…(笑)まぁ、台湾中国語もルーツは北京語にあるのでそこまで違いを意識をしなくても良い気がします。
 
台湾人は拼音で勉強しない!?
台湾に来て本当にびっくりしたのが、台湾人は拼音で勉強しないしないとのこと。え!?じゃあどうやって勉強するの?と思うかもしれませんが、ボポモフォと呼ばれる注音符号を使うのだとか…。因みに台湾人に拼音は通用しないとのことで、これが一番の驚きだったかもしれません。言われてみれば、繁体字のタイピングをパソコンにインストールしても何故か拼音入力出来ず、代わりに変わった符号が出てくるなぁと思ったら、どうやらこれのことだったみたいですね。因みに韓国も元々は読み書きで漢字を使用しており、ハングル文字は発音記号に過ぎなかったのですが、ハングル文字がそのまま国の正式な文字として昇格した歴史があるらしいです。ちょっとした豆知識でした(笑)
 
教科書に気を付けるべし
日本で売られている中国語の本は北京語のものが殆ど。したがって表記は全て简体字ですし、表現に微妙な違いが見られます。そのため、台湾に来る前に北京語の本を買って勉強したら、僕みたいに少し違和感を覚えるはずです。そのため予め日本で勉強するなら台湾中国語の本を購入することをおすすめします。ただし、デメリットばかりではなく将来的なことを考えると简体字も読めた方が得なので、一長一短だと思います。最初の基礎段階では台湾中国語の本で勉強した方が無難ですが。


フリーランスまっすー

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